こんにちは、よかっぱです。長野県で片道10kmの自転車通勤を5年間続けています。
この記事では、5年間の自転車通勤の経験から、私が自転車通勤を楽しく続けている方法を全てご紹介します。
【この記事は以下のような人にオススメ!】
- 自転車通勤のモチベーションをアップさせたい
- 自転車通勤にオススメの自転車を知りたい
- どんな服装で自転車通勤をすればよいのか知りたい
自転車通勤をしている方のお役に立てるとうれしいです。
(項目が多いので、目次から気になるところをタップしてご覧ください)
自転車通勤の7つのメリット
自転車通勤の7つのメリットをお伝えします。
お金がかからない
自転車をこぐのは自分のカロリーしか使わないのでお金がかからず経済的。
一方、車や電車に乗るためにはガソリン代や運賃が必要です。
私の場合、車や電車を使うと以下の費用がかかります。
- 車:月々4,400円のガソリン代
- 電車:月々5,000円の定期代
自転車の場合は0円です。
電車よりも早く職場に着く
意外かもしれませんが、自転車のほうが電車よりも職場に早く着くことも多いです。
電車の場合だと
家→乗車駅→降車駅→職場
と経由地が多く、時間をロスします。
一方で自転車なら
家→職場
と動線がシンプルなので、結果的に電車よりも早く着きます。
私の場合
- 自転車:片道30分
- 電車:片道35分
となり、自転車の方が5分早く職場に到着します。
一度、電車と自転車の通勤時間を比べてみるといいですよ。
満員電車に乗らなくてよい
満員電車でジッとしているのって、ストレスがたまりますよね。
自転車通勤ならそんな不快感とは無縁。
むしろ風を切って走るのは爽やかで気持ちがいいです。
健康に良い
健康のために、運動習慣は欠かせません。
自転車のような有酸素運動を続けると以下のような効果が得られます。
- 新陳代謝が活発になり、カロリーを燃焼しやすい体になる
- 生活習慣病のリスクが抑えられる
- 老化防止に結びつく
自転車通勤で健康な体を維持しましょう。
環境にやさしい
自転車はCO2を排出しない、環境にやさしい乗り物です。
- 電車:電気を使う(発電の過程でCO2排出)
- 車:ガソリンを使う
- 自転車:自分のカロリーを使う
自転車通勤でCO2を排出しない生活を続けることは、地球温暖化防止につながります。
スッキリした頭で仕事をスタートできる
出勤前に運動を取り入れると、仕事の効率が上がると言われています。
有名なビジネスパーソンは、朝に運動習慣を取り入れていることが多いです。
例えば
- ビル・ゲイツ氏(マイクロソフト共同創業者)は、朝にランニングマシンで走っている
- ティム・クック氏(アップルCEO)は、毎朝5時にジムへ通っている
私個人の経験としても、出勤前に眠くて頭がぼーっとしていても、自転車で職場に着くと、全身に血が巡って脳と体が目覚めている感覚があります。
季節の移ろいを楽しめる
自転車通勤では
- 季節ごとに移り変わる風景や
- 鳥のさえずり
- 草花の匂い
を五感で楽しめます。
車や電車の中からだと、外の情報をダイレクトに感じ取れません。
自転車通勤なら、四季の移り変わりを楽しめますよ。
自転車通勤の3つのデメリット
メリットの多い自転車通勤ですが、天候による影響をまともに受けるデメリットもあります。私が感じている自転車通勤のデメリットは以下の3つです。
向かい風だと進まない
向かい風だと、ペダルをこいでもなかなか前に進みません。
風による抵抗力は風速の2乗に比例するので、少しの向かい風でも途端に進みづらくなります。
向かい風の日はなるべく姿勢を低くして空気抵抗を減らすよう努めますが、いつもより5~10分ほど余計に時間がかかります。
人生楽ありゃ苦もあるさ、という感じでやり過ごしています。
雨の日は手間がかかる
私は雨の日もレインウエアを着て自転車通勤をすることが多いですが、
雨の日は
- レインウエアを着る
- 脱ぐ
- 干す
のに時間がかかります。普段の通勤時間にプラス10分は見ておいたほうがよいでしょう。
雪が降ると乗れない
私の住む長野県は冬に雪が降ります。
雪が積もって路面が凍結すると、滑って危ないので自転車に乗れなくなります。
そうなると電車など、他の通勤手段を使う必要があります。
安心・安全な自転車通勤のためにやっていること
自転車通勤を安心・安全に続けるには以下のことが大切です。
- 事故のリスクを減らす
- 万が一の事故に備える
安全・快適に走れるルートを選ぶ
少し遠回りでも、安全で快適な自転車通勤のためには
- 車通りが少なく
- 視界が開けている
ルートを選びます。
職場までの最短ルートだからといって、
『車通りの多い道』を選ぶと、以下の理由により自転車通勤が楽しくありません。
- 車との接触事故のリスクが増える
- 車の排気ガスが臭い
- 景色が単調で退屈
一方で車が来ないからといって、
『細く入り組んだ死角の多い道』を選ぶと
- 出会いがしらで歩行者や車とぶつかるリスクが増える
- 安全確認のために一時停止する回数が増えてストレスがたまる
という理由から、やはり自転車通勤が楽しめません。
安全で快適な自転車通勤のためには
- 車通りが少なく
- 視界が開けている
ルートを探しましょう。
自転車以外の交通手段を確保する
電車や車など、自転車以外の交通手段を確保することは大切です。
通勤手段が自転車しかないのは、精神的にも体力的にもキツイものがあります。
天候や自分の体調に合わせて他の交通手段を選べれば、無理なく自転車通勤を続けられます。
反射材を身につける
夜は反射材を身につけることで、車から気づかれやすくなり安全度がグッと上がります。
私は反射タスキを使っています。
反射タスキの良さは以下の2点です。
- 肩からかけるだけなので、反射バンドのような締め付けがなくてラク
- 反射面積が広く、車からよく見える
夜間は反射材を身につけて、安全に自転車走行しましょう。
点滅するテールライトを付ける
点滅するテールライトを自転車に付けると、車から気づかれやすくなり安全度が上がります。
オススメのテールライトは
- 自動点滅
- ソーラー充電
の機能があるものです。以下3つのメリットがあります。
- 操作しなくても自動で点滅するのでラク
- ソーラー充電なので電池が長持ちする
- 電池が切れても、充電池を交換すればまた使える
私が実際に使っているのはブリヂストン製ですが、現在在庫切れなので、似た仕様のパナソニックのテールライトのリンクを貼っておきますね。
自転車にもともと装備されている赤い反射板だけでは車から気づかれにくいです。
保険への加入
万が一の事故で相手をケガさせてしまったときに備えて、保険に入っておきましょう。
自転車事故のケースによっては高額の損害賠償を支払う可能性があります。
【自転車事故による損害賠償の例】
■9,521万円の支払いを命じられた事例
夜に男子小学生(11歳)が自転車で走行中に、歩いていた女性(62歳)と正面衝突。女性は脳挫傷などの重傷を負い、意識が戻らない状態となった(神戸地方裁判所、平成25年7月4日判決)
■6,779万円の支払いを命じられた事例
男性がペットボトルを片手に自転車走行中、下り坂でスピードを落とさずに交差点に進入。横断歩道を歩行中の女性(38歳)にぶつかり死亡させた(東京地方裁判所、平成20年6月5日判決)
ではどんな保険に入るとよいのでしょうか?
私がオススメするのは個人賠償保険(個人賠償特約)です。
【個人賠償保険とは】
日常生活の事故により、他人にケガをさせたり、他人のモノを壊した場合に補償されます。家族も補償の対象となるので、子どもが自転車で事故を起こしたときも対応が可能です。
個人賠償保険は、以下のようなケースで保障されます。
- 自転車で人にケガをさせた
- 飼い犬が他人を噛んでケガをさせた
- 子どもがお店で商品を壊してしまった
個人賠償保険は
- 車の保険
- 火災保険
などへの特約(オプション)として入るのが基本です。
ちなみに単独の「自転車保険」もありますが、個人賠償保険と比べて
- 保険料が高い
- 補償額が少ない
- 自転車事故しか補償されない
といった場合が多いのでオススメしません。
この機会に、車の保険会社の変更を検討するのもオススメです。保険費用が大きく下がる可能性があります。
特に代理店を通して契約している方は、ネット契約の保険にするだけでかなり安くなると思います。
どこの保険会社が一番安いかはケースによって変わるので、複数の見積もりを取るのが大切です。保険料のような固定費はわずかな金額の差でも、積もり積もって大きな節約につながります。
一社ずつ見積もりを取るのは手間がかかるので、保険スクエアbangなどの一括見積りサービスの利用をオススメします。
自転車通勤におすすめの自転車:サカモトテクノの「コルテス」
自転車通勤におすすめの自転車、サカモトテクノの「CORTEZ(コルテス)」をご紹介します。
ママチャリで自転車通勤していると、次のような悩みを感じませんか?
- スーツ姿でママチャリに乗るのに違和感がある
- カゴの幅が狭いのでビジネスバッグが横向きに入らない
私は上記のような悩みを持っていたので、以下の条件に合う自転車を探しました。
- 見た目がかっこいい
- ビジネスバッグが収まるワイドカゴを備えている
いろいろと調べた結果、コルテスを自転車通販サイト「cyma(サイマ)」で2018年に購入しました。
コルテスで片道10kmの自転車通勤を始めてから4年たちますが、現在もバリバリ乗っており、通勤にオススメできる自転車です。
コルテスはどんな自転車か
コルテスは大阪府の(株)サカモトテクノが販売するクロスバイクです。
【クロスバイクとは】
ロードバイクとマウンテンバイクのいいところを掛け合わせた(クロスさせた)自転車。
- 速さを重視したロードバイクのフレーム構造と、
- マウンテンバイクのような少し太いタイヤ幅
を持っています。
スピードの出しやすさと、小さな段差でも乗り越えられる走りやすさを備えた、街乗りしやすい自転車です。
コルテスに乗る3つのメリット
私が4年間コルテスに乗っていて感じるメリットを3つご紹介します。
デザインがかっこいい
「見た目がかっこいい!」購入した一番の理由はこれです(笑)。
コルテスはワイドカゴを標準装備しているので、後付けで大きいカゴをくっつけたようなアンバランスさはなく、全体のデザインが洗練されています。
デザインの良さは、自転車通勤を続けるための大事な要素です。
ワイドカゴなのでビジネスバッグがすっぽり入る
カゴの幅が460mmと広く、ビジネスバッグが横向きのまま入ります。
普通の自転車だとカゴの幅が狭く、ビジネスバッグが縦向きにしか入りません。縦向きで入れるとビジネスバッグの形がゆがみ、傷ついてしまいます。
泥よけなどが付いているので日常使いしやすい
コルテスには
- カゴ
- 泥よけ
- スタンド
- ライト
が付いているので、日常使いしやすいです。
ママチャリでは当たり前に付いているこれらの装備ですが、一般的なクロスバイクは軽量化のため装着されていません。
コルテスは、見た目はかっこよく、それでいてママチャリのような使いやすさを実現している自転車といえます。
コルテスの2つのデメリット
コルテスに乗って感じたデメリットを2つ紹介します。
車体の重さはママチャリとあまり変わらない
コルテスはアルミフレームを使っているものの、カゴなどが付いてることもあり、重さは17.3kgあります(一般的なクロスバイクはカゴなど除いて10kg前後)。
ママチャリの平均的な重さは20kg前後なので、重量はママチャリと同じくらいです。
自転車は軽いほどスピードが出しやすくなります。
「ママチャリからクロスバイクに乗り換えて、ペダルが劇的に軽くなった」という話を聞いたことがありますが、コルテスではそういうことはありませんでした。
一方で価格は4万円台(私が買った当時は3万円台)とクロスバイクにしては安いので、初めてクロスバイクを試してみたい方には買いやすいです。
サドルが1年で壊れた
購入から1年2カ月でサドル裏のパーツが破損して、サドルが傾くようになってしまいました。
購入先に問い合わせましたが、メーカー補償期間の1年を過ぎていたので交換対応はしてもらえず、自分で新しくサドルを買い換えました。
コルテスのまとめ
コルテスは
- クロスバイクのデザインの良さと
- ママチャリのような日常使いの便利さ
を両立させた自転車です。
本格的なクロスバイクほどの性能はありませんが、自転車通勤で使うには十分です。
私は近所にコルテスを扱っているお店がなかったので、自転車通販サイト「cyma(サイマ)」で購入しました。
サイマで自転車を注文すると
- 組立
- 整備
- 防犯登録
を済ましてから配送されるので、届いたらすぐに乗ることができます。
近所にコルテスの販売店舗がない場合は、サイマの利用がオススメです。
自転車通勤「基本の服装」(スーツ仕事向け)
どんな服装で自転車通勤するのかは悩みますよね。
私は職場で着替える手間を減らすために、仕事着で自転車通勤しています。
基本の服装は以下の3点です。
- ワイシャツ
- スラックス
- 靴
これらを基本として、季節や天候に合わせてカスタマイズしています(ジャケット、ネクタイは職場に置いています)。
具体的にどんな商品を購入しているか紹介していきますね。
ワイシャツ
ワイシャツは、ユニクロのスーパーノンアイロンシャツがおすすめです。
オススメの理由は以下の4つ。
- 2,990円と低価格でコスパが良い
- アイロンをかけなくてもシワになりにくい
- 綿100%でやわらかい肌触り
- 同じサイズ、色を迷わず購入できる
以前は紳士服量販店でワイシャツを買っていましたが
- 値段が高い
- 色や柄を選ぶのに疲れる
といったデメリットから、今ではユニクロを愛用しています。
ちなみに夏はユニクロの半そでワイシャツを着ています。
ユニクロのワイシャツは長そで・半そでともにコスパが良いですよ。
スラックス
スラックスはユニクロのスマートスリムフィットパンツがおすすめです。
オススメする理由は以下の4つ。
- 自宅で洗濯してもシワになりにくい(自分はアイロンがけをしていません)
- ストレッチ生地なので自転車がこぎやすい
- 見た目にきちんと感があり、ビジネスに使える本格使用
- 3,990円と低価格
以前、紳士服量販店の洗えるスラックスを購入しましたが、以下のような難点があり履かなくなりました。
- 専用の洗濯ネットを購入する必要がある
- シワが取れず、結局クリーニングに出すことになった
- 値段が高い
ちなみに夏はユニクロの感動パンツウルトラライトが、生地が薄くて涼しいのでオススメです。ストレッチも効くので自転車がこぎやすい点もグッド。
靴
自転車通勤の靴は「リゲッタカヌー」の2wayシューズをオススメします。
この靴のメリットは以下の4点。
- 甲の素材が柔らかく、自転車をこぎやすい
- 見た目にきちんと感があり、職場でも履ける
- かかとをつぶせるので、脱ぎ履きがラク
- はっ水性があり、汚れがつきにくい
普通の革靴で自転車に乗ると、靴が固いので自転車をこぎづらく、かといってスニーカーだと、職場に着いてから革靴に履き替えるのがメンドウです。しかし「リゲッタカヌー」の2wayシューズならそんな不便がありません。
カジュアルな服装にも合うので、休日も履くことができ、重宝しています。
自転車通勤「雨の日の服装」
私は雨の日でも自転車通勤することが多いです。
ただし、低品質な100円ショップのレインポンチョなどを着ていては、快適な自転車通勤ができません。
雨でも快適な自転車通勤ができるように試行錯誤し、私が実際に着用してきた以下5点の雨具をご紹介します。
- レインジャケット
- レインパンツ
- レイングローブ
- レインシューズカバー
- 防水自転車カゴカバー
レインジャケット
今メインで着ているのはモンベルのコンバーチブルレインジャケットです。
- 薄くて軽いので携帯に便利
- 肌の上に直接着てもベタつかず、ドライな着心地
- 透湿性(体の湿気を外に逃がす機能)がある
- 3年ほど普段着にも使っているが、防水機能を保持している
普段着としても違和感なく着られるので重宝しています。
レインパンツ
以前はモンベルのレイントレッカーパンツ(現在は取り扱いなし)を使っていましたが、2年ほどの使用で股部分の裏地が剥がれ防水機能がなくなりました。
レインパンツは消耗品と割り切って、今は3,000円ほどで購入したサウスフィールドのレインパンツを使っています。可も不可もない履き心地です(笑)。おそらくこちらも数年で裏地がダメになると思います。。。
サウスフィールドのレインパンツがネットで見つけられなかったので、似た性能のミズノのレインパンツのリンクを参考に載せておきますね。
正直、レインパンツに関しては「これがオススメ!」という商品に出会えていないので、また見つけたら紹介しますっ。
レイングローブ
レイングローブは雨が冷たい冬のみ着用します。レイングローブをせずに冬の雨に打たれると、手がすぐにあかぎれてしまいます。
今使っているレイングローブはミトンタイプ。
まだ購入したばかりなので長期使用の耐久性はわかりませんが、今のところしっかりはっ水します。生地が薄くかさばらない点もグッドです。
レインシューズカバー
雨の日にレインシューズカバーをしないで自転車を走らせると靴が濡れます(当たり前ですが)。
靴を濡らしたまま過ごしていると気持ち悪いですし、悪臭の原因になるので、レインシューズカバーを利用したほうがよいです。
今使っているのは、靴底までスッポリおおうタイプのもの。
最近買ったので耐久性はわかりませんが、今のところしっかりはっ水して雨から守ってくれています。
防水自転車カゴカバー
自転車カゴを使っている人は、防水の自転車カゴカバーを利用すると便利です。
カバンなどの荷物を簡単に防水カバーで覆えて、水濡れの心配がありません。
私は「BIBICA(ビビカ)」の防水自転車カゴカバーを使っています。
BIBICAの防水自転車カゴカバーの良さは以下の4点です。
- 抜群のはっ水性でこれまで一度もカバンが濡れたことがない
- カバンをカゴに入れても、内側の生地のおかげで傷つかない
- 荷物をたくさん入れても、カバーで覆って安定して運べる
- カラーが豊富
急な雨でもサッと荷物を守れるので、防水自転車カゴカバーは自転車に装備しておくことをオススメします。
BIBICAの防水自転車カゴカバーについて、詳しくは以下の記事もご覧ください。
自転車通勤「冬の服装」
冬は厚みの少ない上着を重ね着して、気温や体の温まり具合に応じて着脱し、調整するとよいです(春と秋も同様)。
寒いからといって、厚いダウンなどを着ると以下のような不便があります。
- 動きにくい
- 体が温まったときに暑くなりすぎる(逆に脱ぐと寒すぎる)
冬の装備は以下の10点です。
- 帽子
- ネックウォーマー
- ダウンベスト
- ダウンジャケット
- 長そで下着
- レギンス(タイツ)
- 冬用くつ下
- 手袋
- ブーツ
- レインウエア(防寒用)
並べるとけっこう数がありますね。ひとつずつ紹介していきます。
帽子
冬の自転車通勤で耳を出したままだとちぎれそうなほど冷たくなるので、ニット帽をかぶり耳まで覆っています。
私が使っているニット帽は、高校生のころ特にこだわりなくイオンで買ったものですが、十分暖かく使えています。
同じ素材のニット帽はこちら↓
ネックウォーマー
ネックウォーマーは首に当たる冷たい風を防いでくれます。
私が使っているのはモンベルのネックウォーマー。
薄手なのに暖かく、鼻まで覆えるサイズなので便利です。
素肌が出ているととにかく寒いので、こうした小物でできるだけ肌の露出を少なくしています。
ダウンベスト
ダウンベストは走行中の体温に合わせて着脱するのに重宝します。
私が今使っているのはモンベルのダウンベストです。
薄くて軽いのに、十分な暖かさがあります。
もう少し安いものだと、ユニクロのウルトラライトダウンベストがオススメです(以前使っていました)。
暖かさではモンベルに少し負けるかな、と思いますが、すばらしい薄さと軽さを誇ります。
ダウンジャケット
自転車通勤で着るダウンジャケットは、モコモコ感の少ない薄手のものを選ぶと良いです。
厚手のダウンジャケットだと動きにくいうえに、体があたたまって脱いだときにかさばってジャマになります。
私はモンベルのサーマラップパーカを着ています。
モンベル「サーマラップパーカ」の良い点は以下のとおり。
- 薄くて軽い
- 自宅で洗濯できる(中綿にポリエステル繊維を使用)
- 収納袋へコンパクトに収まる
もう少し安いものだと、ユニクロのウルトラライトダウンパーカがオススメです(以前使っていました)。
自宅で洗濯はできませんが、薄くて軽く、収納袋に収まります。ただ、2シーズンも使っていると羽毛が抜けて暖かさが無くなるので、定期的な買い替えを前提に購入したほうがよいでしょう。
長そで下着
冬は下着も暖かいものにします。
ユニクロのヒートテックVネックT(9分袖)が、ワイシャツの下着として使い勝手がよいです。
ヒートテックで暖かいのはもちろんのこと、Vネックと9分袖のおかげで、ワイシャツの襟(えり)や袖(そで)から下着が見えにくいです。
レギンス(タイツ)
男性だと冬でもレギンスを履かない人がいるかもしれません。
しかし上は着込んでいても、足は寒いなんてこともありがちです。
レギンスは、ユニクロのヒートテックエクストラウォームタイツがオススメです。
さらっとした履き心地で暖かく、ストレッチも効くので自転車の走行に支障がありません。
冬用くつ下
冬は体の末端である足元がどうしても冷えます。特に自転車通勤は風を切って進むので、余計に寒く感じます。
足元の冷えを少しでも和らげるために、冬用のくつ下を履くのがオススメです。
以前は無印良品で購入しましたが、当時買った商品が見つからないので、ユニクロのヒートテックパイルソックスをご紹介。
手袋
冬の自転車通勤は、手先がとても冷えます。正直、いまだに手先が冷たくならない手袋に出会えていません。
今はユニクロのヒートテックライナーファンクショングローブを使っています。
ギリギリ寒さに耐えられるくらいの暖かさです(笑)。
今度の冬はミトンタイプのレイングローブ
ブーツ
冬の自転車通勤でブーツを履くと、とっても暖かいです。
普通の靴だと足首に風が当たり寒いですが、ブーツなら足首をカバーできるので冷風が入り込みません。
私が履いているのはコロンビアのブーツ。
レインウエア(防寒用)
レインウエアは風を通さないので、ウインドブレーカーのように風よけとして使っています。
防寒用して着ているのは以下の3点
- レインジャケット
- レインパンツ
- レイングローブ
レインウエアについて、くわしくは本記事内にある「雨の日の服装」の項目をご覧ください。
自転車への基本装備
- 点滅するテールライト
- 防水自転車カゴカバー
- ボタン式リング錠
テールライトについて、くわしくは本記事内の「点滅するテールライトを付ける」の項目をご覧ください。
またカゴカバーについては、本記事内にある「防水自転車カゴカバー」の項目で詳細を書いています。
ここでは、ボタン式リング錠についてご紹介します。
ボタン式リング錠
鍵で開けるタイプのリング錠に、わずらわしさを感じたことはありませんか?
鍵で開けるタイプのリング錠は以下のような不便があります。
- 鍵の入れ場所に迷う
- 自転車に乗るときに鍵を取り出すのがメンドウ
- 鍵をどこにしまったのかわからなくて探してしまう
これらを解決してくれたのがボタン式リング錠です。
ボタン式リング錠は、決められた4ケタの数字のボタンを押すことで開錠できます。
数字さえ覚えておけば
- 鍵をしまう手間
- 鍵を取り出す手間
- 鍵を探す手間
から解放されます。
鍵で開けるタイプのリング錠を使っている方は、ぜひお試しください。
自転車通勤のために職場へ置いてあるもの
快適な自転車通勤のために、私が職場に置いてあるものは以下の5つです。
- 東レのメガネ拭き
- レインウエア
- ワンタッチネクタイ
- ジャケット
- 靴置き棚
順番に紹介していきます。
東レのメガネ拭き
雨や霧の日の自転車通勤は、職場に着くとメガネが濡れています。
濡れたメガネを普通のメガネ拭きで拭くと、なかなか水滴が落ち切らず、水滴あとが残ってしまいます。
そこで紹介したいのが東レのメガネ拭き「トレシー」です。
メガネ拭き「トレシー」のおすすめポイントは以下の3点。
- サッと拭くだけで水滴がキレイに落ち切る
- 洗って繰り返し使える(自宅でも毎日使っていますが、購入から4年たった現在もキレイに拭けています)
- 薄いので乾きやすい
「トレシー」なら職場に着いてからメガネを拭く時間を短縮できるのでオススメです。
レインウエア
予報外れの雨が降ったときに備えて、10年ほど前に5,000円くらいで買ったサウスフィールドのレインウエア(上下セット)を職場に置いています。
ジャケットは裏地にメッシュ素材を使っているので、素肌へのベタつきはありません。10年たった今でもいちおう防水機能があります(豪雨ではキツいですが)。
ただパンツの方は裏地がボロボロになって、雨具としては使えなくなり買い変えました。
私の場合、春・秋・冬はレインウエアを防寒着として着ているので、職場に置いてあるレインウエアを使う機会はほとんどありません。
しかし
自転車で帰ろうとして外に出たら雨。。。
↓
ちょうど良い時間の電車がない(田舎なので1時間に1本しか電車が来ない)
という場合があります。
そんなときに備えて、レインウエアを職場に置いておくと安心ですよ。
サウスフィールドのレインウエアが見つけられなかったので、似た性能・価格のレインウエア(上下セット)のリンクを載せておきますね。
ワンタッチネクタイ
自転車通勤中にネクタイを着けているとジャマなので、私は職場でネクタイを締めています。
しかし普通のネクタイだと着けるのに地味に時間がかかります。
そこでワンタッチネクタイを購入したところ、一瞬でネクタイを着けられるようになりました。
私が使っているのはエムエイチエーのワンタッチネクタイです。
エムエイチエーのワンタッチネクタイの良さは以下の3点。
- 価格が安い(1本1,390円)
- ポリエステル素材で耐久性がある
- 見た目はシルクのような光沢感
出勤時は時間がないことが多いので、ちょっと時短できるだけでずいぶん助かります。
まだワンタッチネクタイを使ったことがない方は、ぜひ試してみてください。
ジャケット
ジャケットを着たまま自転車通勤すると肩回りが突っ張って窮屈なため、職場に置いています。
私は自宅で洗濯できるという理由から、ユニクロのコンフォート2Bジャケットを着ています。
ジャケットを自転車通勤で着用するとジャマなので、職場に置いておくのが無難だと思います。
靴置き棚
職場の机に靴置き用の棚を取り付けると、靴を履き替えるためにロッカーまで行かなくてよいので便利です。
以前は机の下に靴をベタ置きしていたこともありますが、足に当たりジャマでした。
そんな問題を解決してくれたのがキングジムのマグトレーです。
キングジムのマグトレーの良さは以下の3点です。
- マグネット式なので取り付けが簡単
- 机の下のデッドスペースを有効活用でき、足を伸ばしてもジャマにならない
- 耐荷重が3kgあるので、靴を乗せてもマグネットが外れる心配がない。
値段は少し高めですが、メーカーがキングジムなので作りはしっかりしています。
事務所の机で靴の履き替えを済ませたい方にオススメです。
自転車のお手入れ【メンテナンス】
私がしている自転車のお手入れは以下の4つです。
- タイヤに空気を入れる
- チェーンにオイルを差す
- パンクを修理する
- 布で自転車を拭く
それではお手入れの内容を紹介していきます。
タイヤに空気を入れる
快適な自転車通勤のためには、タイヤの空気をちゃんと入れておくことが大切です。
タイヤに空気を入れるメリットは以下のとおり。
- ペダルが軽くなる(タイヤと地面の接地面積が小さくなり抵抗が減るため)
- 段差を乗り越えるときにパンクしづらくなる
私が使っているのはパナレーサーの空気入れです。
パナレーサーの空気入れの良さは以下の2点です。
- プラスチック性なので軽い
- 価格が手頃で購入しやすい
私は空気の減り具合に応じて、2~3週間に1回入れています。
チェーンにオイルを差す
ペダルをこいだときに、チェーンから「キコキコ」とか「ジャリンジャリン」と音がしませんか?
これはチェーンのオイル切れやゴミの付着により、摩擦が大きくなっているサインです。この状態ではペダルをこぐのが重くなってしまいます。
チェーンにオイルを差すことで、ペダルの回転がスムーズになり、こぐのがラクになります。
私はチェーンオイルとしてKURE(クレ)5-56を使っています。
チェーンへのスプレー後は、表面に残った液体を布でしっかり拭き取りましょう(拭き取らないとゴミが付着し、逆に潤滑が悪くなります)。
オイルを差したあとはチェーンの摩擦がなくなり、快適な走り心地になりますよ。
パンクを修理する
パンクの修理は自分でできると便利です。
パンクはわりと頻繁に起こるため、そのたび自転車屋に持ち込んでいたら手間もお金もかかってしまいます。
私はマルニのパンク修理キットを使っています。
キットなら必要な道具はひと通り入っているので、初心者にオススメです。
同じものがネットになかったので、マルニ製の別のパンク修理キットのリンクを載せておきますね。
布で自転車を拭く
たまに濡らした布で自転車を拭いてキレイにしています。
自転車関連のオススメ本
自転車関連の本を読むと自転車の知識が増えるうえ、自転車通勤のモチベーションが上がります。
今回紹介する7冊の本は、どれも実際に私が読んでおもしろかったものです。気になる本があったらぜひ読んでみてくださいね。
並木橋通りアオバ自転車店
かわうその自転車屋さん
自転車屋のカワウソ店長を中心に、かわいい動物のキャラクターがたくさん登場する漫画。1話完結型なので読みやすいです。
自転車で痩せた人
作者がどのように自転車にのめり込み、そして痩せていったかを書いた本です。
タイトルから想像されるような、痩せるための細かいテクニックは書かれていません。
大人のサイクリングビギナーズ―自転車ライフを楽しむ!
この本では
- 自転車の運動効果
- 自転車の選び方
- 安全に走る方法
など、自転車に関する基本的なことが幅広く書かれています。
新版 自転車トラブル解決ブック
クロスバイクやロードバイクを想定して書かれていますが、洗車の注意点やパンクの修理方法はママチャリでも参考になります。
自転車の安全鉄則
この本では以下の内容がわかります。
- 自転車の交通ルール
- 事故に合わないための自転車の走行方法
安全な自転車通勤のため、ぜひ一読しておくことをオススメします
自転車の教科書
自転車の「正しい」乗り方について、この本を読むまで意識したことがありませんでした。
正しい乗り方の基本である
- おじぎ乗りの前傾姿勢
- 重心を自転車の中心に持ってくる
を意識するだけでも、かなり走り方が変わります。
自分の自転車の乗り方を見直すきっかけとして、一度読んでみることをオススメします。
自転車通勤を楽しく続ける方法のまとめ
ではでは。
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